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Candeeのライブコマース
今回はゆうこす(菅本裕子)さんをはじめとしたインフルエンサーやモデルが定期的にライブ配信を行うライブコマースアプリ「Live Shop!」を手掛ける株式会社Candeeのライブコマースについてお伝えして参ります。
Live Shop!
2015年に設立されたデジタル動画マーケティング支援、LIVE配信、D2C支援を行っている株式会社Candeeは2017年6月にソーシャルライブコマース「Live Shop!」の正式提供を開始しました。
その際に行われたイベント「Infinity Ventures Summit 2017 Spring Kobe」で取締役会長の國光宏尚氏が①スマートフォンファースト②ソーシャル③インタラクティブという要素を持った動画による「ソーシャルビデオ革命」が起こると、自信を持って発表されました。
「Live Shop!」法人向けアカウントの利用料金を無料化を実施
2019年2月には法人向けアカウントの利用料金を無料化を行いました。
これにより、アパレルや化粧品、電化製品、食品など様々な商品を扱う企業のアカウント開設ができることとなり、ライブコマース市場全体の市場拡大が加速しました。
「Live Shop!」は2018年9月からアパレル、化粧品、アクセサリーを主軸にアカウントを開放していましたが、半年後にライブコマースの市場拡大、活性化を目指し、法人向けアカウントの利用料無料化に踏み切りました。
できるだけ多くの商材を販売し、視聴者の方にはライブを見ながら双方向のコミュニケーションとショッピングを楽しんでもらいたい。
法人向けアカウントの利用料無料化により参入した企業によるライブ配信ではお得な情報や先行販売、抽選販売、セール販売などの付加価値をつけた販売が行われました。
これによりライブコマース市場の更なる拡大と双方向のコミュニケーションの活性化が実現できました。
「Live Shop!」法人向けアカウントの利用料無料化の内容
ここでは法人向けアカウント(基本プラン)の利用料無料化の変更前と変更後について言及していきます。
・アカウント開設利用料20万円(税別)/月額 → 無料 になりました。
・配信可能時間6時間/月 → 20時間/月(時間予約制:月2回以上の配信必須)になりました。
・初期費用無料と販売手数料売上の15%は変更されませんでした。
ブランド立ち上げをワンストップで支援するサービス「D2C With.」
2020年4月には「Live Shop!」で培った技術を活かし、「D2C With.」の提供を開始しました。
「D2C With.」では個人でD2C(Direct to Consumer)ブランドの立ち上げたい方を支援するパッケージを用意、製品の企画からブランド運営、カスタマーサポートなどをワンストップで実行できるようになっています。
出典:https://candee.co.jp/
ライブコマースの今後について
①芸能人のライブ配信率が増加
コロナ禍でタレント・著名人のライブ配信が格段に増加しました。
ライブコマースは場所を選ばず携帯1台だけでスタートできますし、Youtube,Instagram,Twitterなどでも気軽に配信する事が可能です。
今までは若い世代を中心に盛り上がりを見せていましたが、お家時間が増えたテレビ世代にもライブコマースを利用・活用する人が増えていくことでしょう。
②5Gサービスが普及
2020年3月から始まった5G。その特長は「超高速・低遅延、多数同時接続」です。
この通信システムの普及により、これまで以上にインターネット利用者が増え、より早いサービスが求められる時代になりました。
5Gを活用する事により、ライブコマースの可能性はさらに拡大していくと言われています。
以上、Candeeのライブコマースとライブコマースの今後についてお伝え致しました。
本記事がライブコマースの導入・運用の参考になれば幸いです。
ぜひ、「mofflyのライブコマースとは?」も合わせてご覧ください。