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Amazonのライブコマース「AmazonLive」とは?
AmazonLiveは、Amazonが2019年に本格スタートしたライブ配信サービスです。EC市場におけるライブコマースの人気拡大を背景に、商品購入の意思決定に影響を与える「リアルタイムな情報発信」を可能にする仕組みとして導入されました。
従来のテキストや画像だけでは伝えきれない商品特徴や使用感を、ライブ配信を通じて分かりやすく伝えることができるのが大きな魅力です。視聴者はリアルタイムで質問を投げかけることができ、販売者はその場で回答することで信頼感を醸成し、購入意欲の向上につなげることができます。
Amazon Liveの特徴
Amazon Liveには以下のような特徴があります。
- リアルタイム配信:視聴者とその場で双方向のコミュニケーションが可能。
- 商品リンクの表示:配信中に紹介している商品のリンクを表示でき、スムーズに購入へ導ける。
- Amazon上での表示:Amazon内のLiveページや関連商品ページに露出し、新規顧客へのリーチが拡大。
- アーカイブ再生:ライブ配信終了後も録画がAmazon上に残り、24時間以上にわたり視聴・購入が可能。
このように、ただの動画配信ではなく、購入行動を意識した導線設計がされている点が、他のSNS系ライブ配信とは異なるAmazonLiveの強みです。
こんな事業者におすすめ
AmazonLiveは以下のような事業者に特におすすめです。
- 商品の使用感やこだわりを直接伝えたいメーカーやD2Cブランド
- 視覚的に訴求力のある商品を扱う事業者(美容・家電・アパレルなど)
- Amazon内でのブランド認知・ファン作りを強化したい中小企業
- Amazon上での競争優位性を高めたい新規参入者
特に、自社商品の魅力を自らの言葉で語ることでブランドストーリーを伝えたい企業には、ライブ配信は非常に相性が良い手法です。
Amazon Liveの利用方法
AmazonLiveを利用するには、まずAmazonブランド登録を行い、出品者がAmazon Seller CentralまたはAmazon Vendor Centralのいずれかにログインしている必要があります。その後、専用のアプリ「Amazon Live Creator(iOS専用)」を使用して配信を行います。
配信の流れは以下の通りです:
- アプリをインストールし、アカウントでログイン
- ライブ配信の準備(タイトル設定、紹介商品登録、サムネイル画像のアップロードなど)
- 配信スタートとインタラクション(視聴者コメントへの対応)
- 配信終了後はアーカイブとして自動保存され、一定期間Amazon上で視聴可能
事前のシナリオ作成や、効果的な見せ方を工夫することで、視聴者のエンゲージメントを大きく高めることができます。
Amazon Liveの活用事例
人気YoutuberMasuoTVとのコラボレーション
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2018年の「Amazonサイバーマンデーセール」では人気YouTuberのMasuoTV氏とタッグを組み、Amazon公式YouTube、Twitter、Facebook、「MasuoTV」でライブコマースを実施しました。
基本的に動画の内容はMasuoTV氏に一任、30人前の「アマゾン史上最大のおせち」を前にカメラをセッティングし、その大きさと魅力を発信しました。
若い世代を中心に人気を集めるYouTuber、MasuoTV氏はチャンネル登録者数100万人以上、YouTubeをはじめとした様々な動画コンテンツを利用し数量限定商品やタイムセール対象商品をPR、今回の「Amazonサイバーマンデーセール」を盛り上げました。
「Amazon Live Channel」では、MasuoTV氏以外にも人気のユーチューバーらを複数人起用し、ライブ、録画配信を織り交ぜ商品を紹介しています。
YouTuber選出はUUUMに依頼。
サイバーマンデーセール期間4日間で合計22本。20組のYouTuberが動画を配信しました。
関連コラム:Youtubeでライブコマースできるって知っていますか?
出典:https://www.youtube.com/watch?v=J2rvqoPO6HQ
出典:https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo
YouTuberの起用のメリットは?
①拡散力がある
②ターゲット層を絞れる
③視聴者層が非常にわかりやすい
④既存の広告では手が届かなかった層へのアプローチが可能になることです。
アメリカ版Amazonライブコマース

アメリカのAmazonライブコマース「Style Code Live(スタイル・コード・ライブ)」は2016年3月に開始されました。
生放送TV番組の放送中リアルタイムに質問やコメントが双方向でできるファッション番組で、ほぼ毎日放送されていましたが、2017年7月に終了。
現在は「Amazon LIVE」として配信が行われています。
(画像は2021年1月のもの)
2018年7月に開催された「Live Commerce Show 2018」
ライブコマースの本質を通して、市場の活性化を目指し結成されたのが、業界関係者をメンバーとするライブコマース推進委員会です。
7月にはプラットフォーマーやシステム開発企業が参加し「Live Commerce Show 2018」を開催。
200名以上が来場し、日本のライブコマース市場の未来についてビジョンが語られました。
発表者の共通意見として「ライブコマース=コミュニケーションツール」であるということでした。
福祉貢献や地域振興など、企業の販売促進以外の実績もすでに報告されており、商業的な価値だけでないという認識が至る所でなされています。
同年12月7日には2回目が開催されアパレル販売のライブコマースで人気のインフルエンサー峰松蓮氏やオンラインショップ作成サービスを運営するBASEも新たに参戦し、ライブコマース市場の最新情報、新たな可能性と取り組みが伝えられました。
出典:https://www.amazon.com/live
まとめ
AmazonLiveは、商品の魅力をライブ形式でダイレクトに伝え、販売促進につなげる非常に有効なツールです。視聴者との双方向コミュニケーションを通じて信頼を構築し、売上増加だけでなくブランドファンの獲得にも貢献します。
ウェビナビが運営するライブ配信プラットフォーム「CHANCE!」は2拠点のコラボ配信が特徴です。プロジェクトごとにメンバーを集め、配信者と視聴者が一緒にプロジェクトを盛り上げます。
