ライブコマースの種類は何がある?
これは、初めは「ライブコマース何それ?」だった食品メーカー勤務10年目の私A子がライブコマースができるようになるまでのお話の第3回目「ライブコマースの種類」についてです。
インターネットで調べてもカタカナ表記の専門用語ばかりで難しいイメージがあるライブコマースについて、できるだけ簡単に分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
前回までのポイントをおさらいすると
1 ライブコマースは携帯やパソコンを使ってできる「ライブ配信×オンライン販売」であること
2 今後も成長が期待できるオンライン市場であること
3 オンライン販売にプラスの要素
①双方向コミュニケーション
②視聴者に寄り添った提案
③「モノ」ではく「人」をきっかけとした販売促進
であることがわかりました。
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それでは、ライブコマースにはどんな種類のものがあるのでしょうか?
今回はその種類について調べてみることにしました。
調べていくとライブコマース・サービスは大きく分けてECモール型とSNS型とSaaS型の3種類あり、目的に応じて使い分けることができることが分かりました。
ライブコマース3分類
【ECモール型】
ECモール(複数のショップが出店して1つのショップになっているインターネット上の百貨店のようなもの)のライブ配信機能を使って出店する形
長所は視聴者はウインドウショッピングしているように自然と購入画面へ進むことができる点です。
代表例は楽天LIVE、YAHOOショッピングなど
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【SNS型】
SNSに設定されているライブ配信機能を使用する形
長所はスマホ1台あれば配信でき、手軽に安価で導入できる点です。
代表例はInstagram、facebookなど
【SaaS型】
自社のオンライン販売サイトやアプリにライブコマース機能を埋め込むことができる形。
長所は自社ブランドが確立できている店舗であれば自社サイトからの販売を強化でき、ファンを増やすことができる点です。独自でアプリを作ることも可能です。
代表例はTAGsAPI、Live kitなど
午後の会議にて
私A子は午後の会議でこれまで調べた内容を上司に報告しました。
A子「報告は以上です。それで部長、我が社のライブコマースはどのタイプを使っていけばよろしいでしょうか?」
部長「うーん。そうだなぁ。それぞれの成功例や成功するポイントなどがあれば決めやすいんだが・・・もう少し調べてくれるかな?」
A子「はい、分かりました。」
という訳で次は成功事例や成功するポイントについて調べてみることにしました。
次回は④「成功するライブコマースとは?」についてお話しします。